金星連邦首都ティオティワカン。バイオロイド、人間、機械人が共存するこの大都市の最下層に少女ダリィは暮らしている。
スポーツクラブの椅子トラクターとして生計を立てている彼女には、記憶に全くない左足首外側の裂傷があった。
そんなある日、彼女は銃撃戦に巻き込まれ、反政府組織『ネーク』と行動を共にするはめに陥ってしまう。
テュフォン・ヘルメス・ヘカトンケイル・M-77など、ブラックマジックならではのキャラクターが多数登場！

市街地に墜落した輸送ヘリから現れた一体の人型戦闘兵器「M66」。その存在を公にしたくない軍は、事態の収拾を図るべく自治軍の投入を決定する。
同僚にしてM66の開発に関わったエンジニア、クリスティーン女史が軍とM66の戦闘に巻き込まれたことを知ったダリィは、単身市街地へ向かうのだが……

人口増加、資源の枯渇で息づまった人類は、金星から第三惑星への移民計画「プロメテウスプロジェクト」に種族存続の望みを託す。
プロジェクト研究員に抜擢されたヨーコとケインズの護衛についたダリィの前に、謎の美少女たちが現れる。重力を自由に操る力……それはまさに“魔女”と呼ぶに相応しい存在だった。
「うふふふ……遊んでくれるんなら、そんなにいじめないであげてもいいわよ、おねえちゃん！」